浴衣クリーニング

花火大会や夏祭りといった特別なイベントで着ることが多い浴衣。浴衣は周りから注目を集めますので出来る限りキレイに保っておきたいところ。

花火などでいい雰囲気になっているところで「うわ、汗臭い!」なんて気づいちゃったら全てが台無しになっちゃいますよね(汗)。そんなことにならないよう、浴衣も定期的にお手入れが必要です。

この記事では浴衣を清潔にしておくべく、クリーニングにまつわるお話や洗濯、日々のお手入れについて話をしていきますね。

はじめに~浴衣は取扱業者が限られている?

浴衣クリーニング取扱業者

意外と知られていないことですが、浴衣をクリーニングに持っていくと断られることがあります

近所のお店ですとカウンターでNG出されることがあります。宅配では名指しでNGとしている業者もあります。

取り扱っているかどうかの確認ですが、早くて確実なのは電話です。

次点で各お店のホームページの「よくある質問」を覗いてみて下さい。NGの業者は「着物や浴衣などの和服は取扱除外とさせて頂いています」といった回答が記載されています。

まずは、利用されようと考えているお店をチェックしましょう。ちなみに当記事で紹介している業者は、いずれも浴衣OKです。

あと、安いお店は水洗いしてくれるか確認することも大事です。

汗を落としたくてクリーニングされる方も多いと思いますが、汗は水溶性の汚れです。水溶性の汚れはドライクリーニングでは落ちません。水洗いが必須になります。

色落ち色移りが怖いからとドライクリーニングのみで済ませてしまう業者では、汗が落ちないまま返却されるという事態に。最悪、翌シーズン着ようとするとカビっていたりします。

そのため、相場からかけ離れて安いお店は避けるか、利用する前に電話もしくは受付に確認されると良いでしょう。

クリーニングの料金の相場って?16社比較で相場を知ろう

料金相場

では気になる料金相場について見ていきましょう。

パックタイプの業者は「パック」列に〇、チェーン店は「チェーン」列に〇を入れています。

初心者

このサイトでは、5点7,500円のように点数ごとに料金が決まっている業者を「パックタイプ」と呼んでいます。この場合、1点あたり1,500円ですね。
逆にワイシャツ150円、コート2,000円のように衣類ごとに値段が変わる業者を「個別タイプ」と呼んでいます。お近くのクリーニング屋さんなんかもこのタイプですね。詳細はコチラをご参照ください。

浴衣と帯、それぞれについて料金を見ていきますね。

※当記事に記載の料金は税込です。またパックタイプは1点あたりの料金が最安となるコースの料金を記載しています。

浴衣の料金が安いのはドコ?

浴衣クリーニング料金

浴衣の料金比較表

全16業者の平均価格は、2,072円。だいたい2,000円くらいが相場と考えてよいでしょう。

この中でおすすめなのはチェーン店。一見するとパックタイプも安く見えるのですが、5点以上の利用がほぼ必須です。

近所にお任せできるお店がないようでしたら、次点でおすすめなのはリネット。2021年10月現在、強力なキャンペーンを行っており、「初回30%OFF、初回送料無料」になります。

浴衣ですと2,170円で送料無料。日数も最短5日と決して遅くありません。まだ利用されたことがないならイチオシです。

ちなみに「絞り浴衣」は料金が上がったり、取扱不可となる業者が出てきます。独特の凹凸がありますので洗いに仕上げに気を使いますよね。

絞り浴衣は、事前に問い合わせをしたうえでクリーニングされるのがよいでしょう。では、次に帯の料金を見てみましょう。

浴衣帯の料金が安いのはドコ?

帯のクリーニング料金

浴衣帯はクリーニング料金が記載されていない業者が多いです(おもにチェーン店)。そのため電話にて確認しています。

地域によって異なる可能性がありますので参考までに。

全16業者の平均価格は、2,235円。だいたい2,200円くらいが相場と考えてよいでしょう。

帯のクリーニングもおすすめはチェーン店なのですが、「つくり帯は取扱除外」とするお店があることに注意です。

3点セットや5点セット、「いますぐ着れる浴衣」の多くはつくり帯だと思いますので、そういった浴衣をクリーニングするなら事前に電話で確認されるか、浴衣のところでおすすめしたリネットも検討してみましょう。

クリーニング料金まとめ

料金まとめ

相場としては、

ここがポイント
  • 浴衣:2,000円
  • 帯:2,200円

クリーニング料金としては中程度ですね。だいたいコートと同じくらいの価格帯になります。着るたびにクリーニングに出せるほど安いお値段ではないですね。

記事の中でクリーニング頻度や自宅でのケア方法、洗濯の仕方などもお話ししていますので、参考にしてみてくださいね。

浴衣をクリーニング!おすすめは?

浴衣クリーニングおすすめ

では、浴衣をクリーニングに出すならどこがオススメなのかについてお話していきますね。

まず前提として、夏物はパックタイプが使いづらい。パックタイプって1点あたりの料金が固定されています。なので、クリーニング料金が高い衣類を出せば出すだけお得なんですね。代表的なのがダウンやコート。

ですが、夏物ってクリーニング料金が安い洋服が多いです。料金がかさみがちなのは浴衣やワンピース。それ以外はおおむね個別タイプのほうが安いです。

パックタイプを使うなら、恋人やご家族、友人と浴衣やワンピをまとめて出すか、クリーニングを忘れていた冬物と一緒に出すのがベストです。

上述した条件を満たさないなら個別タイプを利用したいところ…なのですが、個別タイプは送料がかかります

宅配クリーニングも通販同様に「〇円以上の利用で送料無料」になるのですが、先にお話ししたとおり「夏物はクリーニング料金が安い衣類が多い」ため、なかなか送料無料の条件を突破できません。

こういった理由から、シーズン中は洗濯もしくは近所のクリーニング店がオススメです。

ただし以下の3点については宅配クリーニングも検討してみましょう。

宅配クリーニングを検討したほうがいいケース
  1. 初回利用なら送料が無料
  2. 大事な浴衣にシミがついてしまった場合
  3. シーズンオフの保管サービス

では、それぞれについておすすめの業者を紹介していきます。

シーズン前・シーズン中のメンテに!初回送料無料のリネット

リネット

リネットは初回特典が優秀な業者です。

リネットの初回特典
  • 初回送料無料
  • 初回20~30%OFF

浴衣ですと2,170円でクリーニング可能になります。そして送料無料。再仕上は無料ですし、全額返金保証もありますので質も安心。

まだリネットを利用されたことがないならオススメです。

緊急メンテにおすすめの業者は?

キレイナ

浴衣の緊急メンテには、なんでもできちゃう高級クリーニングのキレイナがおすすめです。

この業者の特徴は事例を公式に記載していることなのですが、残念ながら浴衣は記載されていませんでした。高級クリーニングゆえに一般衣類の値段は高めなのですが、浴衣はぐっとおさえられていますね。3,000円です。

もともとドレスや着物といった特殊品を得意とする業者だったため、日常的に持ち込まれているのかもしれませんね。

次シーズンまで保管したいなら

リナビス

浴衣をクリーニング後、翌年の出番が来るまで保管したいならおすすめはリナビス

最長12か月保管可能なため、保管期間に困ることはありません。リナビスはパックタイプですので、浴衣と帯、あとは夏物のワンピースなど料金がかさみがちな衣類をまとめて出してしまいましょう。

着物も扱っているため雑に扱われることはありませんし、乾燥は自然乾燥メインのため浴衣のダメージも最小限に。クローゼットに空きができ、翌年ピカピカになった浴衣に袖を通すことができるのは素敵ですね。

クリーニング日数と頻度について

浴衣のクリーニング日数は?

日数

浴衣のクリーニング日数は3日~10日くらいです。

浴衣は綿やポリエステルといった難しくない素材がメインのため即日いけちゃいそうなイメージがあるのですが、無理です(笑)。だいたい一般的なクリーニングの+2~3日くらいを見込んでおくとよいでしょう。

クリーニングに出すのを忘れていてイベントに間に合わなかった!なんてことがないよう、早めに出しておきたいですね。

浴衣のクリーニング頻度

頻度

クリーニングの頻度については、人によって意見が分かれます。

クリーニング頻度についての意見
  • 毎回出すべき
  • 汚れが気になるときだけ
  • シーズンオフだけでいい

個人的な意見としては「コートと同じ考え方でいい」。

お気に入りのコートや高かったコートについては、一回着用ごとに丁寧にブラッシングしてなんならクリーニングにも出しますよね。シミや汚れ、焼肉の臭いなどが気になったら即クリーニングです。

ですが、安価なコートの場合。普段はブラッシングもそこそこにクローゼットへ。なんなら雨に濡れても軽く拭いて家の中で陰干しです。シミがついてもできる限り自宅で処置。クリーニングに出すのはシーズンオフのみ。

浴衣はクリーニング料金もほぼコートと同じくらいです。この考え方は参考になるのではないでしょうか。お手持ちの浴衣に対する思いはどうですか?それによってクリーニング頻度も洗濯頻度も変わります。

高くはないけれど気に入ってる浴衣の場合は、

ひとつの目安として
  • 着たら陰干し
  • 雨に打たれたり臭いや汗が気になるときは洗濯
  • シーズンオフにはクリーニングして保管も利用

でよろしいかと。後述する自宅でのケア方法も参考にしてみてくださいね。

クリーニングにおける注意点や豆知識

クリーニング注意

では、ここからはクリーニングに出すときにおさえておきたいポイントや豆知識についてお話していきますね。

お話するのは以下の5点です。

  1. 帯もクリーニングするべき?
  2. 特殊な浴衣の扱いについて
  3. 肌着はクリーニングできる?
  4. クリーニング前のチェックポイント
  5. クリーニング後のチェックポイント

帯もクリーニングするべき?

浴衣帯

浴衣のクリーニング頻度のところで「コートと同じと考える」とお話しましたが、帯はコートでたとえると「ファーフード」のようなものだと考えています。

こちらも、お手持ちの浴衣に対する思いに左右されるところがありますね。浴衣に比べると汚れづらいですが、臭いや雨、汗などが気になるなら洗濯やクリーニングに出しますし、オフシーズンにはクリーニングして保管に出したいところ。

ただ、浴衣と違うのは「型崩れしやすい」。無理な洗濯は行わず、基本は乾いた布で拭き取り、シーズンオフにメンテに出すのがベストでしょう。

特殊な浴衣の扱いについて

特殊な浴衣

特殊な浴衣というと真っ先に浮かぶのが「絞り浴衣」。こちらは先にお話ししたとおり、業者によって取扱可否が変わったり追加料金となります。まずは問い合わせてみましょう。

次に「作り帯」。作り帯を名指しでNGとしているのはラクリだけですが、他の業者でもNGとなる可能性はあります。

ひとくくりに作り帯といっても、状態や柄、素材などによってクリーニング可否が変わる可能性もありますので、不安ならまず問い合わせるのが確実ですね。

最後に「セパレート」。セパレートタイプの浴衣については、記載されている業者がないんですよね…。上下で浴衣1点と数えるのか、それとも別々のものとしてカウントされるのか。セパレートタイプの浴衣をクリーニングするなら、こちらも問い合わせるのが確実です。

肌着はクリーニングできる?

長襦袢

まず初めに下着・肌着類はクリーニング不可です。これは全国共通どのクリーニング店でもそうです。そのため、インナーはもちろんのことインナーワンピもおそらくクリーニング不可です。

唯一いけるのが、インナーと浴衣の間に着る「長襦袢」。今年は着物風に着るのが流行りということもあり、長襦袢を着用する方も多そうですね。長襦袢は浴衣以上に汗がつきやすいため、メンテナンスは怠りなく。

クリーニング前のチェックポイント

チェック

クリーニング前のチェックポイントは、一般衣類と変わりません。

クリーニング前のチェックポイント
  • シミや穴のチェック
  • ポケット替わりに使っている場所のチェック
  • 色落ちなどの事故防止のためにスマホで写真を撮っておくとなおよし

浴衣にはポケットがないためポケットチェックは必要ないですが、前板や袂など思わぬところに思わぬものが入っていたりするので注意を。あとは、「色落ちした」「してない」の水掛け論にならないよう、スマホで写真を撮っておくといいですね。

クリーニング後のチェックポイント

チェック

クリーニング後のチェックポイントも一般衣類と変わりません。

クリーニング後のチェックポイント
  • チェックが終わるまでタグは外さない
  • シミや穴のチェック
  • 色落ちチェック
  • チェックが終わったらビニールを外して畳む

タグを取ってしまうと、再仕上や賠償の対象から外れる場合がありますのでご注意を。外してしまった場合も着用するまでは捨てないで取っておきましょう。

チェックが完了したらビニールは外しましょう。湿気がこもりカビや虫食いの原因になります。その後、たたみます。たたみ方はセンタク博士の記事を参考に…。

なのですが、最初はわかりづらいですよね(笑)。3回くらいやるとキレイにたためると思います(汗)。

浴衣の洗濯について

洗濯

料金のところでもお話しましたが、シーズン中のメンテナンスは料金がかさみがち。そのため、できれば洗濯でカバーしたいところですね。

ただ、浴衣は色落ちや縮みといったトラブルが発生しやすいためプロの洗い方を参考にしましょう。今回はリネットの中の人の記事を参考にしますね。

ポイントは、

浴衣洗濯のポイント
  1. 洗濯表示で水洗い可能か確認
  2. 色落ちしないか確認
  3. シミは前処理
  4. たたんでからドライコース
  5. 粉洗剤は利用しない
  6. 陰干し

もし1.と2.いずれかがNGだった場合、無理せずクリーニングに出しましょう。ちょっとお高くついてしまいますが、ダメにしてしまうよりマシだと思います。

浴衣の自宅の手入れについて

自宅のケア

浴衣を脱いだら、まずは陰干しをしましょう。直射日光が当たらず風通しの良い場所がベストです。このときに「和装用のハンガー(着物ハンガー)」を使うと型崩れしにくいのでオススメです。

とはいえ、和装用のハンガーは600円~と割とお高いんですよね。安く済ませるなら100均のスライドバスタオルハンガーでもよろしいかと。

その後、他の衣類同様にブラシでほこりを落としておきます。裾が床についてしまうようならタオルを敷いておくといいですね。裾に泥などがついているなら乾いてからタオルなどで落としたあと、水拭きしましょう。

気になるシワがあるようならアイロンで伸ばします。テカらないよう当て布をお忘れなく。汗が気になるなら洗濯してもいいですし、霧吹きで気になる箇所に水をかけておくとよいでしょう。

だいたい一晩干しておけば大丈夫です。干し終わったら畳みましょう。先ほどお話し畳み方も参考に。

インナーは洗濯表示に従い、下着同様に洗濯を。保管は、シーズン中なら「たとう紙」を使いたいところですが高いんですよね…。そのため、普通にタンスに閉まっておけば大丈夫かと思います。

シーズンオフなら保管サービスの利用も検討してみてください。

まとめ

まとめ

浴衣のクリーニング料金は中くらい。着るたびにクリーニングに出せるお値段ではないですよね。そのため、自宅でのケア方法や洗濯方法もご紹介してきました。

とはいえ、突発的にメンテナンスしたい自体もあります。そういったときに利用できるクリーニング店、そしてオフシーズンの保管。

ご紹介したおすすめの業者もうまく利用してみてくださいね。

せっかくの夏のイベント。思い切り楽しむために、うまくクリーニングも活用していきましょう。