ウールコートのクリーニング料金を36社で比較!オススメは?注意点は?

コートは全洋服の中でトップクラスにチェックポイントが多い洋服です。ウールコートは比較的チェックポイントが少ないコートではありますが、それでも知らないと損をしてしまうことも。

チェックポイントにつきましては「コートのクリーニング料金にまつわる7つのお話」としてまとめています。要点は目次に記載していますので、気になる点がありましたらチェックしてみてください。

まずはもっとも気になる料金比較と相場からご紹介しますね。

はじめに~着丈を確認しましょう

着丈確認

コートは着丈によってクリーニング代が変わることがあります。そのため、まずは着丈を確認しましょう。

個別タイプの多くは着丈でクリーニング料金が変わります。パックタイプなら着丈を気にする必要はありません。

初心者

このサイトでは、5点7,500円のように点数ごとに料金が決まっている業者を「パックタイプ」と呼んでいます。この場合、1点あたり1,500円ですね。詰め放題って呼んでる業者もあります。逆にワイシャツ150円、コート2,000円のように衣類ごとに値段が変わる業者を「個別タイプ」と呼んで区別しています。お近くのクリーニング屋さんなんかもこのタイプですね。

クリーニング業者の多くは「袖丈が着丈より長いかどうか」でハーフコートとロングコートを区別しています。業者によって定義が異なる可能性がありますのであくまで参考までに。

この記事ではロングコートについて記載していきます。ハーフ・ショートコートはPコートの記事に記載しています。以下の記事をご参照ください。

【2021年版】ウールコートのクリーニング代を比較!36社比較で相場を知ろう

コートクリーニング料金

安い順に並べていきますね。料金のソースは各業者の公式ページです。

「チェーン」列に〇が入っているのはチェーン店、「パック」列に〇が入っているのはパックタイプの業者です。

※料金は税込です。またパックタイプは1点あたりの料金が最安となるコースの料金を記載しています。

ウールコートの料金比較表

クリーニング業者3種類の平均価格は、

ここがポイント
  • チェーン店:1,400円
  • 宅配(個別):3,879円
  • 宅配(パック):1,133円

全37社の平均価格は、1,732円。だいたい1,700円くらいが相場といえそうですね。

上位はほぼパックタイプが独占です。パックタイプは3点~しか出せないのが難点ですが、ご家族でまとめてクリーニングやスキーや旅行に行ったときにご友人と一緒に。はたまた衣替のように、まとめてクリーニングに出したいときに利用するとお得にクリーニングできます。

ハーフコートとロングコートの平均料金を比較しますと、

ここがポイント
  • ハーフコート:1,701円
  • ロングコート:1,732円

約30円の差ですね。一見するとわずかな違いに見えますがチェーン店含む個別タイプでは300円近く変わってきます。個別タイプを利用するときは着丈のチェックをおこたりなく。

ちなみに、ウールコートの中でもダッフルコートはやや料金が高めになります。上表の料金はシンプルなウールコートのクリーニング料金です。

ダッフルコート含め料金が変わりがちなコートは別途記事をとりまとめていますので、参考にしてみてくださいね。

コートのクリーニング料金にまつわる7つのお話

7つのお話

「クリーニング店にコートを持っていったら倍近くお金取られちゃったんだけど?」なんてことはよく聞くお話です。

他の記事でも触れていますが、大事な話ですのでここでも軽く触れておきますね。

コートはとにかく追加料金がかかりやすい洋服です。なので「どういうときに追加料金が発生するのか?」をおさえておく必要があります。後述しますが、コートのクリーニングはパックタイプをおすすめしています。

理由は、「パックタイプは追加料金が発生しない」からなんですね。では、どんなときに追加料金が発生しちゃうんでしょう?大きく分けると

  1. 身丈
  2. 素材
  3. 装飾品
  4. ライナー
  5. フード
  6. ファー
  7. シミ抜き

この7つです。多いですね~。それぞれについて簡単に見ていきますね。

①身丈の違い!ハーフコートとロングコート

コートの身丈

料金比較のところでも触れていますが、ハーフコートとロングコートを区別するクリーニング業者があります。

身丈が長いとその分手間がかかりますから、当たり前といえば当たり前ですが。

ロングコートをお持ちの場合は、共通料金のお店を利用。ハーフコートの場合は身丈で分けて考えているお店を利用されたほうが安く済みます。

とはいうものの、パックタイプを利用されたほうがどちらにしても安く済む場合のほうが多いのですが…。

②追加料金がかかる高級素材って?

上質素材

まず最初に、ウールは上質素材ではありません

ちなみに、ダッフルコートやピーコート、チェスターコートによく使われる「メルトン」は、ウールの加工の一種です。つまり「ウールコート」です。

そのため、素材で追加料金を取られることはないです。クリーニング屋さんの料金表「コート」に載っているお値段でクリーニングしてもらえます。

ですが「ウールコート」として売られていても、洗濯表示をよく見てみると高級素材が使われている、なんてことはよくある話でして。コートによく使われる高級素材としては、

コートによく使われる上質素材
  • アンゴラ
  • アルパカ
  • シルク
  • カシミヤ
  • モヘア
  • ベルベット
  • 合皮(合成皮革)

迷ってしまうのが、衣類に何%以上使われている場合に高級素材扱いになるのか?店によって異なるコト。

リネットの場合は「30%以上」と明記されています。宅配クリーニングの多くは公式ページに記載されているので、洋服の品質表示タグを見ればすぐ確認できるんですね。

ですが、お店の場合、特にチェーン店の場合は公式ページを見てもわからないことが多いです。実際に持ち込むか電話をして聞いてみないと、手持ちの洋服が追加料金を取られるかどうかってわからないんですね。

多少面倒とは思いますが、お店に出す前に確認されることをオススメします。そうすることで、余計な追加料金を取られるお店を回避することができます。私の経験上、チェーン店では1%でも含まれていると追加料金が発生。ちなみに裏地によく使われているキュプラは高級素材ではありませんのでご安心を。

上質素材が使用されているコートについては以下の記事も参考にしてみてくださいね。

③どんな装飾品だと追加料金を取られる?

装飾品

代表的なのがダッフルコートの留め具ですね。一部革素材扱いになり、追加料金を取られてしまいます。それ以外ですと、

コートに使われている装飾品の例
  • ラメ
  • スパンコール
  • ビーズ

フリルも装飾品の代表なのですが、コートにフリルがついているものは少ないので考えなくても良いでしょう。

④ライナーって取り外したほうがいいの?

ライナー

少しでもクリーニング代を安くあげるのでしたら、ライナーは外しておくのが無難です。基本的に外せるものは全部外したほうがクリーニング代は安くなります。

ライナー・ダウンライナーは追加料金の代表格。でも、汗や汚れって気になりますよね…。なので、この追加料金は覚悟のうえでクリーニングに出されても良い気がします。

お値段はだいたい200円~300円というところが多いです。ちなみに、パックタイプではライナー・ダウンライナーはコートの1部として扱うところが多いです。つまり追加料金は発生しません

⑤フードって追加料金かかるの?

フード

取り外し可能なフードの場合、追加料金がかかる可能性があります。これはお店によりますね。気になるようでしたらお店に確認されるか、取り外しておくのが無難でしょう。

ファーつきの場合、後述しますが、間違いなく追加料金かかりますので洗いたいとき以外は取り外しておくのが無難でしょう。

⑥ファーの追加料金はヤバいです

ファー

フェイクファー、リアルファー問わず、ファーの追加料金はヤバいです。今までの追加料金が可愛くみえるくらいのヤバさです。

フェイクファーなら1,000円~、リアルファーなら4,000円~というところが多いです。取り外しできるようなら取り外しておきたいところですが、カフスや襟についているファーは取り外しできないですよね。

そういったファーつきのコートなら、後述しますがオススメはリナビスというパックタイプの業者。フェイクファーなら追加料金不要。リアルファーなら何か所ついていても1点扱い

ファーつきコートで取り外しできない、もしくはファーも洗いたい!という場合は、リナビスがオススメです。

豆知識~フェイクファーとリアルファーの見分け方

一番簡単なのが品質表示タグを見ちゃうことです。リアルファーなら、ラビット・フォックス・ラクーンといった動物の名前が記載されています。そうでなければフェイクファーですね。

⑦シミ抜き無料のお店って?

シミ抜き

宅配クリーニングは、ほとんどがシミ抜き無料サービスを行っています。逆にチェーン店はほとんどが有料です。宅配クリーニングは土地代・人件費がかかりませんから、こういった細やかなサービスにコストをかけているんですね。

気になるシミがあるようでしたら、宅配クリーニングを利用されると良いでしょう。

まとめ

まとめ

このように、コートは追加料金がかかるポイントが非常に多いです。モノによっては全く追加料金がかからないコートもあります。逆にありえないくらい追加料金がかかるコートもあります。

お手持ちのコートに合わせて、うまくクリーニング店を使い分けたいですね。

ウールのコートをクリーニングに出すならオススメはココ!

オススメはリナビスです。

リナビス

コートは個人的にパックタイプ一択だと思います。

ここがポイント
  • 料金が安い
  • 追加料金がかからない
  • 急ぎでクリーニングすることが少ない

パックタイプの多くは仕上がりが5日~となっており時間がかかるのがネックなのですが、コートは急ぎで出すことが少ないですよね。

そのため、デメリットってないんですよね。ではなぜ、パックタイプの中でも「せんたく便」ではなく「リナビス」なのか?

コート全般でお話をすると、別記事と被る部分が多くなりますので、ここではウールに特化してお話します。

ポイントは3点。

  1. テカりを最小限に
  2. ほつれ・毛玉取り・シミ抜き無料
  3. 汗抜き加工が安い

自然乾燥と手仕上げプレスでテカりを最小限に

ウールというと、やっぱり気になるのはテカり。イマイチな業者に出すとあっという間にテカります。せっかく長く着ようと思っていたコートがテカってしまったりすると、着る気も失せてしまいますよね。

リナビスは自然乾燥メインのため、洋服へのダメージを最小限におさえています。そして熟練職人による機械を使わない仕上げ。

これも会員数を限定して品質を維持しているリナビスならではですね。1着にかけられる時間が長いため、手を抜くことなくキレイに仕上げてくれます。これにより、テカる可能性も最小限におさえてくれるわけですね。

ほつれ・毛玉取り・シミ抜きまで無料

いつの間にか袖口がほつれていたり、表面に毛玉ができていたり、濃い色だと目立たないシミがちらほら。コートはアウターですからどうしても傷んじゃうんですよね。お気に入りでヘビーローテーションしているならなおさら。

また、ウールは虫食いの標的になりやすい衣類ですから特にシミには注意したいですよね。ちょっとしたシミや食べこぼしが虫の標的になっちゃいます。

リナビスならそういった全てのダメージをキレイにしてくれます。しかも指定いらずで無料です。このサービスは一度使うと癖になります。

汗抜き加工が500円と安い!

ウールの特徴として、保湿性が高いっていうのがあるのですが、これつまり汗を吸いやすいんですね。コートだから大丈夫って思われるかもしれません。確かにタートルネックなど首回りを防御できる衣類を普段使いにされている方は大丈夫かもです。裏地はポリエステルやキュプラのコートが多いですしね。

でも、意外に首筋って汗かいてます。私はダッフルコート+マフラー愛交家なのですが、気が付けば首のところに汗ジミができてました(汗)。

他のクリーニング店って、汗抜き加工結構高いんですね。たとえば、

汗抜き加工(ウェット加工)の料金
  • リネット:+990円
  • 白洋舎:料金の0.5倍=1,045円

リナビスならクリーニング代にオンしても1,500円くらいです。普通にクリーニング店に出すのと変わらない値段なんですね。汗抜き加工無料キャンペーンも頻繁に行っていますのでキャンペーンのチェックも。

1年に1回くらい汗抜き加工をしておくと、シミの心配もありませんし意外に軽くなるんです。なので、ウールコートに汗抜き加工オススメです。

まとめ

以上、3点の理由からオススメはリナビスです。難点は衣類3着からしか出せないことなのですが、

ここがポイント
  • シーズンオフの服をまとめて
  • ご家族の洋服も一緒に
  • 友人と一緒にクリーニング

などなど工夫されるとお得にクリーニングできると思いますよ。シミ抜きや洗いに定評がある業者ですから、ダメ元で「もう使えないかも?」な洋服を出すとピカピカになって帰ってきた、なんて事例も。

せっかくのお気に入りのコート。できるだけ長く着続けるためにしっかりとした業者でメンテナンスしてあげましょう。

コートをクリーニングに出す頻度ってどのくらい?保管はどうする?

頻度

もっとも多いのが、汚れたら出す!だと思います。ただ、できれば年1回、1シーズンに1回はクリーニングに出しておきたいですね。

一回でも着たコートって、思っているより汚れがついています。ほこり・水分・汗・皮脂・臭いなどなど。そのまま梅雨や夏をむかえてしまうと、ちょっとした汚れが命取りになり、虫食いやカビの餌食になっちゃうなんてことも。

そういった事態を避けるためにも春先~梅雨前くらいにはクリーニングに出してメンテしてあげたいところです。そのまま保管サービスも利用してしまえば、夏場のクローゼットに空きができますし、除湿や防虫の心配もしなくて済みます。

リナビスは無料で12か月間保管サービスがついてきます。こういった保管サービスもうまく活用して、お気に入りのコートは長持ちさせてあげたいですね。

クリーニング頻度や自宅でのケア方法、汚れの応急処置や保管方法はおおむね全コート共通です。以下の記事も参考にしてみてくださいね。

ウールコート洗濯したいんだけど?

洗濯

正直にお話するとオススメできません!というのも、私が実際にやって失敗しているからなんですね。

499円~でクリーニングに出せるコート。家で洗濯する手間と失敗のリスクを考えると、全くオススメできません…。

豆知識~ウール素材のメリットデメリット~

豆知識

ウールは、羊の毛ですね。広い意味では、アンゴラ(アンゴラ山羊)、アルパカなどのラクダの毛もウールに含まれるんだとか。ウールは羊ですからいっぱい取れますね。上質素材は軒並み生産量が少ないですから。

ウールには、

ウールのメリット
  • 保湿性、保温性が高い
  • シワになりにくい(仕上げがしやすい)
  • 抗菌・消臭作用がある

というメリットがあります。デメリットは、

ウールのデメリット
  • 水洗いすると縮む
  • テカる
  • 虫食いが起きやすい
  • 日焼けする

ですね。家でウール衣類を洗濯するなら水洗いと縮みに注意したいところです。また、油溶性の汚れ(皮脂など)は水洗いでは落とせませんから、やっぱり定期的なクリーニングはしておきたいですね。

思わぬところにシミがあって、そこから虫食いが!なんてことになると泣くに泣けませんから。