
- お気に入りのスカートにシミがついちゃったけどどうしよう?
- 洗濯機では洗えないスカートを自分で洗ったら縮んじゃった
- プリーツが取れちゃったなんていう経験はありませんか?
スカートには様々な種類がありますから、洗濯の仕方にも注意が必要。
いつまでもお気に入りのワードローブにしておきたい大切なスカート。台無しにしないためのクリーニングの仕方について解説します。
目次
スカートのクリーニング料金相場ってどのくらい?シンプルなスカートからプリーツ入りスカートまで
気になるスカートのクリーニング料金ですが、種類、型などにより違ってきます。
シンプルなスカートであれば550円から700円ぐらい。
ギャザー、フレアー、プリーツなどが入れば料金は上がり、ヒダが30本程度までなら700円から1300円ぐらい。
プリーツが多くなればなるほど料金もあがり、総プリーツになると2500円ぐらいになるようです。
スカートのプリーツはクリーニングで復活できるの?クリーニング料金はどのくらい?
静電気で足にスカートがまとわりつくことがありますが、そんなスカートには静電気防止加工が有効です。
通常料金に300円ほどプラスすると、静電気防止加工をしてもらうことができます。
シンプルなスカートはともかく、プリーツやフレアーなどのスカートはアイロンがけも難しく手間がかかるものです。
多少料金が高いかなと感じても、お気に入りのスカートを台無しにすることを思えば、クリーニングに出すのが安心ですね。
季節の変わり目などは、クリーニング店でセールをしていることも多いもの。上手に利用しましょう。
スカートをクリーニングに出す頻度ってどのくらい?
目に見える汚れはなくても、けっこう衣服は皮脂やホコリで汚れているものです。
普段着やオフィス用スーツのスカートなど、頻繁に着用するスカートなら月に1、2回のクリーニングが必要。
1シーズンに数回の着用なら、シーズンの終わりに1回のクリーニングで十分でしょう。
悩むのは、1回だけしか着なかったという場合。
見た目汚れていないし、クリーニングしなくていいかなとそのままクローゼットにしまうと、次のシーズンに気づかなかったシミを発見したりして後悔することがあります。
皮脂汚れがついたままの長期保管は、シミやカビなどの原因になるのでご注意を。
食べ物や飲み物、口紅などのはっきりとしたシミや汚れは、もちろん早急にクリーニングに出しましょう。すぐだったら取れたはずの汚れも、時間が経てば経つほど取れにくくなってしまいます。
クリーニングに出すタイミングや回数を上手にコントロールして、大切なスカートに長く活躍してもらいましょう。
スカートをクリーニングに出すと仕上がりまでの日数は?
スカートをクリーニングに出した場合、仕上がるまでの日数はおよそ1日から1週間ぐらいです。
洗濯の方法にはドライクリーニングとウェットクリーニングがありますが、それぞれ仕上がりまでの日数が違います。
ドライクリーニングは有機溶剤を使用して洗う方法で、口紅や食べ物の油汚れなどをよく落としてくれます。
一方、ウェットクリーニングは水洗いで、水で落ちる汚れに向いています。
ウェットクリーニングは、ドライクリーニングに比べ技術が必要な洗い方なので、より日数がかかります。仕上がりまで7日ぐらいかかると覚えておきましょう。
静電気防止加工や撥水加工、防虫加工、シミ抜きなど、特殊な加工をつけた場合も通常より日数がかかることがあります。
急なお出かけに間に合わないなんてことがないように、何日ぐらいかかるのか仕上がり日を確認しておくと安心ですね。
スカートをクリーニングに出す際にチェックしておくべきポイントと店員に伝えるべき情報について
クリーニングに出す際にチェックすべきポイントがいくつかあります。
スカートに限りませんが、まずポケットの中。ティッシュが入ったまま洗濯をしてしまい、泣きたい気分になった経験はありませんか?クリーニング屋さん任せにせず、チェックしましょうね。
クリーニングの途中で取れてしまうこともあるので、ボタンが取れそうになっていないかどうかも見ておきましょう。
破れやほつれはないかの確認も必要です。ファスナーやスリットなどは破れやすい部分ですし、破れが広がってしまうこともあります。
最初からなのか、それともクリーニング中にそうなったのか、トラブルにならないためにも全体をよく見てチェックしておくことは大切です。
面倒でもクリーニング前にスマホでパシャリと写真を撮っておくと安心です。
はっきりしたシミや汚れがある場合は、店員さんに場所を示し相談。クリーニングだけでは落ちないと思われるときは、シミ抜きを依頼しましょう。
スカートをクリーニングに出すならつけておきたいオプションって?プリーツにはシロセット加工必須?
スカートの素材や種類によっては、クリーニングに出すときつけておきたいオプションもありますね。
足にまとわりつきやすい素材のスカートには静電気防止加工が有効でまとわりつきにくくなりますし、雨に濡れても大丈夫なように撥水加工をしたり、高級な素材で虫がつきやすいスカートには防虫加工をしておくと安心です。
プリーツスカートにはシロセット加工(形状記憶加工)をしておけば、着用してプリーツが薄れたり、雨に濡れたりした場合もハンガーに掛けてしばらく休ませることで、またプリーツのシャープさが戻ってきます。
日本では50年以上前に紹介され、世界で最も安全で信頼されているプリーツ加工ですから、ウール素材のプリーツスカートにはぜひつけておきたいオプションですね。
また、クリーニングだけでは落ちないようなシミや汚れにはもちろんシミ抜きが必要となります。
クリーニングから戻ってきたスカートをうまく保管するコツ
せっかくクリーニングできれいになったスカートも、保管状態によってはシミやカビがついてしまったり、虫に食われてしまったりすることも。
ここでは、スカートをきれいなままうまく保管するコツをお伝えしましょう。
クリーニング屋さんから衣類が戻ってきたとき、ビニール袋がかかっていますね。
こちらは家に戻るまでの汚れやホコリよけなので、家に着いたら取り外します。
ビニール袋をかけたまま長期保存してしまうと、湿気などで衣類がカビたりシミになることもあります。
袋からスカートを取り出したら、風通しのよい場所に30分ぐらいおいてから収納します。
収納は基本、日光に当たらず、通気性のよい場所がおすすめです。タンスに収納するならカビやシワ防止のため、いっぱいには詰め込まず8分目ぐらいにしておきましょう。
防虫剤を使用する際に注意したいのが、異なる種類の防虫剤を一緒に使用しないこと。
薬剤が溶けて、衣類にシミがついたり変色することもあります。また、防虫剤は量が少なすぎても多すぎてもいけません。防虫剤に記載されている説明書きの使用量を目安にします。
お気に入りのスカートに長く活躍してもらうには
クリーニングに出してシミ抜きもして、とてもきれいになったお気に入りのスカート。
それでお手入れは終わりと思われがちですが、いつまでもきれいな状態に保つためには、うまく保管する工夫も必要なんですね。
保管の場所や防虫剤の種類にも配慮して、お気に入りの大切なスカートにまた来シーズンも活躍してもらいましょうね。
保管にはクリーニングの保管サービスも有用です。
多くの保管業者はパックタイプでクリーニングサービスを提供しています。
スカートは上質素材や装飾品(プリーツやフリルなど)で追加料金がかさみがち。パックタイプならそういった追加料金を気にすることなくクリーニングに出すことが可能です。
特に冬物のスカートは厚手でクローゼットも占領しがち。加えて上質素材(カシミヤ・合皮など)が使われていることも多いですよね。
湿気や虫食いが怖い梅雨~夏場は、他の冬物と一緒に保管サービスに出してしまうのが最近のトレンド。
すっきりしたクローゼットを手に入れるとともに、お気に入りのスカートを長持ちさせるのに一役買ってくれる便利なサービスです。