ムートンクリーニング

ムートンは羊の毛皮ですね。ムートンコートは上品な質感が人気の洋服です。私も好きです。

ですが、毛皮製品のクリーニングは取扱いが難しいため、店舗のクリーニングでも宅配クリーニングでも扱っているところは少ないです。

では、どこに出せば信頼して安くクリーニングができるのでしょうか?

はじめに~フェイクムートンコートについて

フェイクムートンについて

ムートンコートは凄く流行っているのですが、ほとんどは「フェイクムートン」なんですね。この記事ではガチのムートン:羊皮100%のムートンについてお話します。

じゃあ、フェイクムートンってクリーニング代いくらなの?ということなのですが、フェイクムートンの素材は、

フェイクムートンの素材
  • ポリエステル
  • コットン
  • ウール(毛)
  • ポリウレタン

です。この中で上質素材扱いになるのはポリウレタン。ポリウレタンが含まれていない場合は、一般的なコートの値段でクリーニングに出すことができます。

クリーニング料金は↓の記事をご参照ください。

ただ、フェイクムートンコートには注意点が1点ありまして、裏地フェイクファーのモノが多い

たとえば宅配クリーニング大手のリネットですと、追加料金で+1,100円かかります。思わぬ追加料金を取られないためにも、裏地の素材はチェックしておきましょう。

ポリウレタン(合成皮革)が含まれている場合の注意点

ポリウレタン

ポリウレタンコーディングは、ガチムートンのような見栄え、手触りが実現できるのが魅力なのですが、

ポリウレタンの注意点
  1. 上質素材扱いになる
  2. 状態によっては取り扱ってくれない
  3. 日数がかかる

と、クリーニングに出すとなると少々やっかいな素材でもあります。それぞれ、少し詳しく見ていきますね。

上質素材扱いになる

上質素材

カシミヤやシルクなどの一般的な上質素材は「何%含まれていたら上質素材扱いとするか?」の定義が、業者によってマチマチだったりします。

チェーン店の多くは「1%でも含まれていると」、宅配クリーニングの多くは「30%以上」といった感じですね。

問題のポリウレタンですが、コートの場合1%でも含まれていると上質素材扱い

品質表示タグに「ポリウレタン」と記載されていれば、問答無用で上質素材扱いになり追加料金を取られる、と思っておくとよろしいかと思います。

気になる上質素材の料金ですが、これも業者によってマチマチです。200円~の業者もあれば、約2倍に跳ね上がる業者もあります。

上質素材コートのクリーニング代につきましては、以下の記事をご参照ください。

状態によっては取り扱ってくれない

劣化

ポリウレタンの問題は、料金よりもむしろコレですね。ポリウレタンは一般的に、製造から3年ほどで寿命をむかえると言われています。

気を付けないといけないのは、製造から、という点でして。

お店で買った時点で2年経過していたら、1年後に寿命を迎えてしまう、ということなんですね。加えて、最長3年である点も注意です。製造や保管がずさんだった場合、さらに寿命が縮みます。

クリーニングに出したら表面がベトベトになった、なんてことになっても、必ずしもクリーニング店のせいじゃなかったりするんですね。

良心的な業者なら、検品時にクリーニングに耐えられるか判断し、無理だと思われる場合、クリーニングを断られてしまいます

もしくは「ダメになってもOKです的な同意書にサイン」することになるかもしれません。

シミ抜きなどは、業者の技術次第でどうにでもなるところがあるのですが、ポリウレタンは寿命です。業者の技術では、正直どうしようもありません。

断られてしまった場合、ダメ元でクリーニングしてくれる業者を探すか、買い替えも視野に入れましょう。

日数がかかる

日数

上質素材扱いになることは先ほどお話したとおりです。上質素材扱いになるということは、他の素材よりも丁寧に洗う必要がある

つまり、その分時間がかかります。できる限り寿命を縮めないためにソフトに洗う、自然乾燥。手間がかかる分、時間もかかります。そのため、クリーニングに出す際は時間に余裕をもって出しましょう。

ポリウレタンのクリーニング注意点まとめ

まとめ

お話してきたように、ポリウレタンは癖のある素材です。東京都クリーニング生活衛生同業組合で名指しで注意喚起されているような素材です。

クリーニングに出す側も、クリーニングする側も気を使うという、なんだか切ない素材ですね(笑)。寿命が最長3年という、ファストファッションの代名詞のような素材。

購入される際は、クリーニングが面倒だということを頭の隅にでも置いておいていただければ。

15社比較でクリーニング料金の相場を知ろう

では、ガチなムートンコートのクリーニング料金について見ていきますね。料金のソースは各業者の公式ページです。

「チェーン」列に〇が入っているのはチェーン店、「パック」列に〇が入っているのはパックタイプの業者です。

初心者

このサイトでは、5点7,500円のように点数ごとに料金が決まっている業者を「パックタイプ」と呼んでいます。この場合、1点あたり1,500円ですね。詰め放題って呼んでる業者もあります。逆にワイシャツ150円、コート2,000円のように衣類ごとに値段が変わる業者を「個別タイプ」と呼んで区別しています。お近くのクリーニング屋さんなんかもこのタイプですね。

※料金は税込です。またパックタイプは1点あたりの料金が最安となるコースの料金を記載しています。
ムートンコートの料金比較表
業者 料金 チェーン パック
白洋舎 8,250
ホワイト急便 9,200円
クリーニングピュア 10,000円
ポニークリーニング 11,550円
革水 13,200円
ノムラクリーニング 13,200円
およりて宅配クリーニング 14,300円
リナビス 15,400円
リネット 15,400円
うさちゃんクリーニング 15,400円
リアクア 18,040円
洗宅倉庫 19,800円
クリコム 22,000円
ワードローブトリートメント 22,330円
キレイナ 24,200円

全15社の平均価格は、15,485円。だいたい15,000円くらいが相場といえそうですね。

コートというとパックタイプが有利な衣類なのですが、詰め放題形式でムートンを扱っている業者はありません。

パックタイプの業者もあるのですが、特殊品扱いになる毛皮は個別タイプで対応しています。そのため、クリーニング料金は全体的に高め。

クリーニング日数としてはだいたい3週間~1ヶ月です。白洋舎は公式に記載されていませんでしたが、電話で確認したところ約1ヶ月とのことでした。

毛皮はどうしても日数がかかりますので、時間に余裕をもってクリーニングに出したいですね。

ムートンコートをクリーニングに出すならオススメは?

オススメはリナビスです。

リナビスを推すもっとも大きなポイントは、

基本的に追加料金がかからない

革や毛皮製品は、大事に使っていてもいつの間にかダメージを負っていることが多く。色補正やマスキング、シミ抜きなどで追加料金が発生し、気づけばクリーニング代が倍になっているなんてことも。

ですが、リナビスなら全て基本料金に込のため、よほど状態が酷くない限り追加料金は発生しません。むしろ自分でも気づかなかったような、ほつれや擦れ・剥げを直してくれたりなんてことも。

そのほかのポイントとしては、

ここがポイント
  1. 靴も布団も扱っているため毛皮の扱いに慣れている
  2. 創業60周年の老舗の信頼感
  3. 取扱ブランドを明記してくれている安心感

公式ページにてオンラインの無料相談も行っていますので、まずは相談から始めてみてはいかがでしょう?

自宅ではムートンの手入れはできないの??

自宅ケア

自宅でもムートンの手入れはできます。大切なのは予防です。必要なのは、防水スプレーと防汚スプレーですね。ムートンの汚れの多くは水汚れ油汚れです。

汚れてしまった箇所については、スウェード専用のスプレーを使い、専用のブラシでブラッシングすると良いかと思います。

ただ、スプレーは色ムラが出る可能性がありますので、不安なようでしたらクリーニング店に撥水加工をお願いしましょう。

クリーニングに出してキレイにすると言っても、やはり日々の手入れは大事です。また、きちんとメンテナンスをしていればクリーニングに出す機会も減ることと思います。

ムートンのクリーニングはどうしても高額です。そのため、日々の手入れを行うことで長期間キレイに利用することができます。一にも二にも、まずはメンテナンスですね。

大事な洋服を長く着るために、日々メンテナンスを行って頂ければと思います。