ワンピースを洗ったら色移りしていた…。

そんな時、真っ先に思い浮かぶのはクリーニングなどで行っているシミ抜きです。

しかし、シミ抜き以外に知っておきたい対処法があることをご存知でしょうか。

そこで今回は意外と知られていない、シミ抜き以外の色移りに関する対処法についてご紹介します。

自分で色移りを直すことがおすすめできない理由

中には、自分で色移りを直そうとする人がいるかもしれません。

現に色移りは、色素が付着したときより高い温度のお湯に漂白剤を混ぜ、浸けておけば直ると言われています。

実際に、上記の方法を試している人も多いようです。

けれども自分で色移りを直すことは控えるべきでしょう。

なせなら、以下のようなリスクがあるためです。

  • 生地を傷めてしまう場合がある
  • 色移りした箇所だけでなく、元の生地が色あせたり色が抜けてしまう可能性がある

このような状態になってしまった場合、元に戻すのはさらに困難となります。

つけおきする時間や漂白剤の濃度を少しでも誤るだけで、あなたのワンピースは上記のようなリスクにさらされてしまうかもしれません。

後悔しないようにするためにも、自分で色移りを直すことは控えた方が良いでしょう。

まずはクリーニング店に色移りした箇所のシミ抜きについて相談

ワンピースに色移りが生じた場合、クリーニングなどで行っているシミ抜きを依頼する人が多いのではないでしょうか。

その際、ワンピースが色移りした状況をクリーニングの店員や担当に伝えている人は少ないようです。

クリーニングのプロなら該当の箇所を見れば、どんな理由で色移りしたか推測できるかもしれません。

とはいえ、色移りした状況がはっきりと分かっていた方が、より明確な原因究明や対応方法を定めることができます。

クリーニング店でシミ抜きの依頼をする前に、色移りした原因を伝えましょう

場合によっては、事前にシミ抜きしても改善できないと教えてもらえたり、メーカー不備の可能性を教えてくれることがあります。

ただ対応を依頼するのではなく、見解を確認しておくことも大きなトラブルを防ぐために必要なのです。

シミ抜き以外の対処法とは…販売メーカーへの相談

シミ抜き以外の対処法、それは販売メーカーへの相談です。

最近では、様々なデザインや色、素材の服が売られるようになりました。

その一方で、今までに事例のないトラブルが生じていることがあるようです。

原因として

販売前にメーカーで行う生地検査の不備

が挙げられるでしょう。

メーカーでは、販売前に様々な生地検査を行い問題ないことを確認しなければなりません。

その検査結果を元に、洗濯表示や注意書きも定められています。

 

検査には、色移りや染色の強度を調べる染色堅牢度(せんしょくけんろうど)という項目があります。

その際、生地の状態では検査していたけれど、製品にしてから検査していないケースがあるようです。

生地単体に色移りの危険性がなくても、製品にする際に他の生地や部品を合わせることで色移りのリスクが生じているかもしれません。

 

実際、製品後の検査をしないまま販売した服が、色移りしたという問い合わせが多かったため、調査したら染色堅牢度が規定を満たしていなかったケースもあります。

検査不備はメーカーの非となるため、製品の取り替えや返金対応に至ったようです。

稀なケースではありますが、このような可能性があることも知っておくと良いかもしれません。

仮に製品に不備がなくても、メーカーに問い合わせれば色移りを直してもらえる場合もあります。

 

基本的にはクリーニングにシミ抜きを依頼した方が、圧倒的に手軽で対応も早いでしょう。

しかし、最終手段としてメーカーへの問い合わせを知っておくことで、大切なワンピースの色移りを直せる可能性は高まります。

色移りしやすい服の条件とは?

実は、色移りしやすい服には特徴があることをご存知でしょうか。

主に以下のような特徴を持つ服は、色移りしやすいと言われています。

色移りしやすい服の特徴
  • バイカラーや違う色や素材を組み合わせた服
  • 服の一部に革が使われている服
  • 色のついたレースやワッペン、紐などがついた服
  • 赤や青など濃い色の服
  • 素材が綿や麻、シルクなどの服
  • 派手な柄の服

上記のような特徴を持った服は、色移りを起こしてしまう可能性があります。

家庭で洗濯するとき、「色物と白い服は分けて洗いなさいと」言われていた人もいるのではないでしょうか。

その理由は、白い服に色物の色素が移る危険性があるためだったのです。

ワンピースの色移り…シミ抜き依頼の前にクリーニングに相談しよう

ワンピースが色移りしてしまった場合、基本的にはクリーニング店などにシミ抜きを依頼する人が多いかもしれません。

しかし、服によっては販売前のメーカー生地検査に不備があり、洗濯表示通りに洗っても色移りが起きてしまうことがあります。

最近では、違う色や素材の生地を組み合わせた服を洗濯表示通りに洗ったけれど、色移りしてしまったというトラブルが増えているようです。

結果として、メーカーに色移りを直してもらったり、代替え品を用意してもらうなどの対応に至ったケースも少なくありません。

もし、あなたの服が色移りしてしまったら、まずクリーニング店に色移りした状況を伝え、シミ抜きをしてもらう前に製品自体に問題がなかったか相談することをおすすめします。